NEW COLLECTION
KOKAGE/木景コレクション
2025.8.7
この度、あらたにKOKAGE/木景コレクションの取り扱いを始めます。
木景/KOKAGE
織田信長もその技に目を留めたと伝えられる、美濃・兵山窯。時を超えて受け継がれてきた手仕事から、「木景コレクション」は生まれました。土のあたたかみや釉薬のゆらぎ、手になじむしっとりとした厚み。ひとつとして同じ表情のない器たちは、日々の食卓にやさしい陰影と、余白をもたらします。使うほどに味わいが増す、土ものならではの経年変化も楽しめます。
※生産工程では職人の手作業によって仕上げているので、表情に個体差があります。
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梅花皮・かいらぎ
釉薬が縮れ、まるで鮫肌や梅の花びらのように細かく裂けた独特の模様が浮かび上がる技法。偶然と窯変が生むこの質感は、ひとつとして同じものはなく、手に取るたびに異なる表情を見せてくれます。武士の刀の柄に使われた「梅花皮(かいらぎ)=鮫皮」に由来し、無骨さと繊細さを感じられる美しさが魅力です。


黄貫入・きかんにゅう
淡い黄色がかった釉薬の表面に、細やかなひび模様(貫入)が広がる技法。このひびは「傷」ではなく、意図的に生み出される装飾のひとつであり、光を受けると繊細な網目のように浮かび上がります。時間とともに色が染み込み、使い込むほどに深みが増す――そんな器との“育つ関係”を楽しめるのも、貫入の魅力です。


御深井・おふけ
やわらかな青緑を帯びた釉調が特徴の「御深井」。青磁とも異なる、霞がかったような上品な色味は、日本の湿潤な風景や四季のゆらぎを思わせます。素朴さの中に品格を宿すこの器肌は、日常にさりげない美しさを添えてくれます。


STYLING IDEAS/スタイリング例


同コレクションで揃えられる、そばちょこや小鉢などの豊富なアイテムは、食卓に統一感をもたらします。そこに、あえて質感の異なる器をアクセントとして加えることで、ぐっとこなれた印象に。揃える楽しみと、組み合わせの妙。日々の食卓が、自然と心地よく整います。


豆皿をそばちょこの上にちょこんと重ねるだけで、まるで小料理屋のような佇まいに。薬味や小さなおかずを品よく添えられ、食卓にさりげないリズムが生まれます。
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